23歳で突然アトピーになった僕が教える! 大人になってから発症するアトピーの原因と治し方

大人になって発症する大人のアトピーの原因と治し方を紹介!

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乾燥し易い大人のアトピーの肌を保湿するワセリンと保湿剤について

      2016/02/19

アトピー,大人,乾燥,保湿

アトピーの方の肌の特長として乾燥肌(ドライスキン)であるということがよく言われるのですが、この乾燥肌というのが大人のアトピーを悪化させる要因になると言われます。

そのため、アトピーの乾燥した肌に水分や油分を補うことで皮膚が本来もつバリア機能を整えてアレルゲンに強い肌を構築することが大切になります。

そこで出番となるのがは、皮膚を乾燥から守る保湿薬です。

このページでは、ステロイドのような炎症作用を抑制する効果はないが、比較的皮膚に優しいと言われる保湿薬をいくつか紹介したいと思います。

ですが、症状のひどい方はまずステロイド剤など使用して炎症を抑えることが先決となる場合もあるので、心配な方は皮膚科を受信することを強くおすすめします。

それでは、ステロイド成分の入っていないおすすめの保湿薬について説明しますね。

ステロイド成分の入っていないおすすめの保湿薬

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保湿薬の種類は大きく分けて下えの2種類のタイプがあります。それぞれ、どんなものがあるか順番に説明していきます。

  • 皮膚からの水分蒸発を抑え、水分を保持する効果(油分を補う) ⇒ ワセリン、椿油
  • 肌が水分を保持する力を強める効果 ⇒ 尿素製剤・セラミド含有クリーム・ヘパリン類似物質製剤

(1)ワセリン

ワセリンとは『石油から得た炭化水素類の混合物を精製したもの』です。なんだか難しい言葉ばかりでなじみが無いように思いますが、実は日常使用しているほとんどの軟膏系の商品のベースとして使われています(例えばリップクリームなど)。

そんな日常的に使われていワセリンですが、使用時には一つ注意しなければいけないことがあります。

それは、ワセリンは人によっては長期に渡って使っていると皮膚が黒ずんできて、それが刺激となって悪化する方もいるということです。

この原因はワセリンが紫外線などで酸化して黒くなり、その酸化物が症状の悪化させてしまうことにあるそうです。

そして、そのようなケースが起こるのは低価格の精製度の低い(不純物の多い)ワセリンを長期的に使った場合に起こり易いと言われています。

つまり、ワセリンではなく、そこに含まれている不純物が悪さをするのです。ですので、心配な方は値段はその分高くなりますがなるべく精製度の高いワセリンを選ぶとより安心だと思います(因みに僕は、精製度が高くない安価なワセリンを使いましたが、それでも全く問題はありませんでした)。

ワセリンの種類

  •  局方白色ワセリン

一般的に薬局などで市販されている安価なワセリンです(その分精製度も低い)。僕はこのタイプのワセリンを使いました。

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  • プロペト

精製度の低いワセリンでは皮膚が黒ずんだり症状が悪化したという声からつくられた商品で極力、不飽和炭化水素を除去、精製したワセリンです。

眼科用の軟膏基剤なので目のまわりにも使用できる低刺激のワセリンで、一般的なワセリンよりもアトピー性皮膚炎にはプロペトの方が適していると言われます。

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  • サンホワイトP-1

精製度の高いプロペトでも合わない人のために開発された商品。精製度が最も高いワセリンです。精製度が高い分高価ですが、肌にとっては一番安心なワセリンです。

心配性な方はこのサンワイトP-1から試してみるのが良いかと思いますが、あまりお金は使いたくないという方は普通の白色ワセリンから使用してみても良いと思います。
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その他、注意する点

冬場は乾燥してカサカサするドライスキンでも、夏場は湿度の関係もあって症状が安定する人もいると思いますが、そのように症状が安定している場合はワセリンの使用は控えても大丈夫だと言われます。

しかし、もし、夏場でも乾燥するのであれば使用して乾燥を防ぎましょう。

ワセリンが合わない人は“プラチナベース軟膏”

上記で紹介した3種類のワセリンのどれを試してもどうも肌に合わないという人は、「プラチナベース軟膏」という薬品もあります。

これは、流動パラフィンを主成分としワセリンよりもべとつき感が少ないのが特徴です。因みに、流動パラフィンというと馴染みがないかもしれませんが、身近な所ではベビーオイルとして使われています。

効果はワセリン同様、肌のうるおいを保つために使用するものになります。
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 画像引用:wikipedia-プラチナベースより

(2)椿油

保湿後の肌に椿油を塗って油分を補給することで乾燥を防ぎ、自然素材を使用したい方におすすめです。また、椿油には紫外線をカットする働きもあるので、美白用品としても注目されていますね。

 

(3)尿素製剤

尿素製剤は角層に水分を保持する力をサポートする働きがあります。代表的なものとして、ケラチナミンコーワ、パスタロン、パスタロンソフト、アチロール軟膏などがあります。欠点として、しみることがあるそうです(パスタロンが一番しみにくいと言われます)。

(4)セラミド含有クリーム・ローション

アトピー患者の方の肌がバリア機能が弱い傾向にあるのは、実は皮膚の組織内のセラミドという脂質が不足していることが原因です。それを薬品によって補い、潤いを保つ能力を回復させる効果があるのがこのセラミドを含有したクリーム又はローションです。

(5)ヘパリン類似物質含有軟膏

尿素製剤と同様に、ヘパリン類似物質含有軟膏というのは角質に水分を保持する力を強める働きをします。水分保持機能が高く、刺激が少ないのが特徴です。商品名としては、ヒルドイドソフト、ヒルドイドローションなどがあります。

欠点としては、血流がよくなるためかゆみが増すことがあることです。因みに私は、この成分にプラスかゆみを抑える作用も追加されているヘパソフトという商品も使いました(ドッラグストアで手に入ります)。

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